化学物質過敏症(Multiple Chemical Sensitivity:MCS)は高濃度の化学物質にさらされたとき、または低濃度でも長期にわたりされされ続けたときに発症します。
ここ数年、柔軟剤や化粧品などの「香り」が強く長時間持続する製品の増加に伴って、それらに含まれる化学物質による体調不良を訴える人が急増し、国内に700万人とも推計されています。
自分や家族の匂いだけではなく、近くにいる人の発する匂いにも反応して発症するため、「香害」と呼ばれることもあります。
周りの理解や協力が得られないことで、通常の生活さえ営めなくなる、極めて深刻な”環境病”です。
児童に関しては、登校もままならず教育の機会が失われている事例もあります。
この疾患について学び、対策を考えるセミナーです。
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