(10/10-11イベント)青森県⽴保健⼤学 ⼤学祭にて「香害ってなあに」展示
青森県⽴保健⼤学 ⼤学祭にて「香害ってなあに」展示を主催させていただきます。
化学物質過敏症(Multiple Chemical Sensitivity:MCS)は、比較的高濃度の化学物質(喫煙、受動喫煙、農薬・殺虫剤・防虫剤、芳香剤、柔軟剤など)への曝露や、低濃度であっても曝露が繰り返されることなどを契機として、頭痛、めまい、呼吸器症状など、全身にさまざまな症状が生じる疾患です。
化学物質過敏症は決して一部の人だけの問題ではありません。環境省の調査研究報告書では、国内の大規模疫学調査により、人口の約7.5%、約700万人が化学物質過敏症の対象者に相当すると報告されています。このことからも、化学物質による健康影響は、社会全体で理解を深める必要のある課題といえます。
近年、柔軟剤、香水、化粧品、洗剤、消臭剤などに含まれる香料等の化学物質によって体調不良を訴える人が増加しており、こうした問題は「香害」と呼ばれ社会問題となっています。本人が自宅で香料製品の使用を控えるなどの対策を行っても、学校、職場、公共交通機関、医療・福祉施設など、周囲の環境にある化学物質への曝露を自らの努力だけで避けることは困難です。
教育の場でも影響がみられ、日本臨床環境医学会・室内環境学会の研究グループによる全国調査では、小中学生のおよそ10人に1人が人工的な香りによる体調不良を経験していることが報告されています。香りによる体調不良によって、登校や授業への参加など学校生活に支障が生じる場合があり、安心して学ぶことのできる環境づくりには周囲の理解と配慮が必要です。
また、介護・福祉の場では、支援者が使用する柔軟剤や香水等、あるいは事業所で使用される芳香剤、消臭剤、洗剤等によって症状が悪化し、必要なサービスを利用することが困難になる場合があります。厚生労働省は、化学物質過敏症があることを理由として訪問系サービス等の提供を拒否してはならないことを示し、障害福祉サービス事業者等に対して必要な配慮と周知を求めています。
本パネル展では、化学物質過敏症や香りによる健康影響について広く知っていただき、教育、福祉・介護をはじめとする日常生活のさまざまな場面で当事者が直面している困難を紹介します。そして、本人の努力だけでは解決できない環境上の問題として捉え、子どもから高齢者、障害のある人まで、誰もが安心して学び、生活し、必要な支援を受けられる環境をつくるために、社会としてできる配慮や対策をともに考えることを目的とします。
2 日 時 2026年10月10日(土)~11日(日)10:00~16:00 ※11日は15時まで
3 会 場 青森県立保健大学
4 主 催 ME/CFS支援ネットワーク
5 共 催 過敏症・香害を正しく知る委員会
6 後 援 青森市、青森市教育委員会、青森県、青森県教育委員会、青森県介護福祉士会、青森県社会福祉士会(全て予定)
7 対象者 一般市民・県民
8 展示物概要
・香害(化学物質過敏症)について知っていただくための大人用・子ども用パネル
・患者の手紙
9 参 加 費 無料
10 連絡先 ME/CFS支援ネットワーク
E-mail:cfs-sprt.net@outlook.jp






